【jeebu認定セラピストが教える】美髪の秘訣 頭皮編

セルフケア

健やかな美髪を保つためには、ヘアケアはもちろん頭皮ケアをこまめに行うことが大切です。

単に見た目がきれいというだけでなく、健康的でツヤやハリがあり、まとまりのある髪を総合的に評価して「美髪」と呼びます。

美髪の主な特徴

  1. ツヤがある
     光を反射するなめらかな表面で、髪に潤いがある証拠です。
  2. ハリ・コシがある
     しっかりとした弾力のある髪は、元気な髪の印です。
  3. まとまりやすい
     パサつかず、広がりにくく、扱いやすい髪。
  4. 枝毛や切れ毛が少ない
     ダメージの少ない健康な状態。
  5. 頭皮環境が整っている
     美髪は健康な頭皮から生まれます。フケやかゆみ、過剰な皮脂がないことが重要です。


頭皮は『土』、髪の毛は『植物』とよく例えられます。


しっかりと耕された土から元気な植物が育つように、土台である頭皮が健康でなければ髪は元気に成長できません。

髪の毛は「毛包(もうほう)」という皮膚の中の器官から生えてきます。その根本には「毛母細胞(もうぼさいぼう)」があり、ここが分裂して角化(かくか)することで髪の毛が伸びていきます。

毛髪の成長は

  1. 成長期(2〜6年)
     毛母細胞が活発に分裂して髪が伸びる時期。健康な髪が育つ。
  2. 退行期(2〜3週間)
     細胞分裂が止まり、髪の成長が止まる。
  3. 休止期(3〜4か月)
     毛が抜け落ちる準備をし、やがて自然脱毛。

美髪のためには「この成長期がしっかりと保たれていること」が重要です。

頭皮の役割と健康状態

頭皮は髪の“土壌”です。良い髪を育てるためには、頭皮環境が整っていなければなりません。

頭皮の主な働き:

  • 毛母細胞への栄養供給(血流を通じて)
  • 皮脂膜での保湿とバリア機能(乾燥や紫外線から保護)
  • 老廃物の排出(汗腺・皮脂腺)

美髪と頭皮環境の関係

頭皮の状態/髪の影響

乾燥している/ツヤがなくパサついた髪に

皮脂過多/毛穴が詰まり、細毛・抜け毛が増える

血流が悪い/毛母細胞に栄養が届かず、ハリコシが失われる

炎症・フケ/成長期が短くなり、髪が育ちにくくなる

このように頭皮環境で髪に様々な影響が出てくるので、日頃からのケアを頑張りましょう!

美髪をお手伝いするセルフヘッドスパ

①5本の指の腹を、耳周りを囲むようにあて、頭頂部にむかってゆっくり持ち上げる。
頭皮がしっかり動いてるのを確認しながら5回繰り返す。

側頭部から後頭部に5回、頸部から頭頂部へ向かって5回、指をすべらせます。
筋肉のこわばりをほぐしていきます。


③小指が額の生え際にくるように構え、5本の指の腹で頭皮をグッとつかみ、円を描くように回しもみだしていきます。
爪で頭皮を傷つけないよう注意してください。

シャンプーをする際、マッサージを取り入れてあげると習慣にしやすいのでおすすめです。

お家でできる簡単セルフマッサージぜひ参考にしてみてください。

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