【jeebu認定セラピスト】むくみ予防4選
むくみは、血中から余分な水分が血管やリンパ管の外にしみだして、周囲の細胞間に溜まることで起こります。足先や特に皮膚の薄い顔や目、頬、顎のラインなどに起こりやすいと考えられています。
むくみの種類
むくみには一過性(短期間の症状)のものと、慢性的なもの、また全身的なものと部分的なものなどに分けられます。一過性に起こっているむくみと慢性的に起こっているむくみについてそれぞれの特徴、出現しやすい部位も変わってきます。
一過性に起こっているむくみ
特徴:長時間の立ち仕事や同じ姿勢でいた場合、または水分を多く取った場合など一時的に起こっているむくみ。(常にむくみが起こっているわけではない)
出やすい部位:手足、顔など
慢性的に起こっているむくみ
特徴:むくみが常にあり、むくんだ部位を指で押しても窪んだままで元に戻らないようなむくみ。
常に疲労感があり、むくみが回復することが難しい。
出やすい部位:全身、手足、顔など
むくみの原因
①長時間の立ち仕事や同じ姿勢での作業などによってリンパの流れが滞り、むくみやすくなる
②不規則な生活や食事の型より、過度のストレス、疲労の蓄積などにより、新陳代謝が低下し、むくみやすくなる。
③女性ホルモンの乱れ、自律神経が失調しているためにむくみやすくなる。
④塩分の多い食品を好んで摂取すると水分バランスを崩し、むくみやすくなる。
むくみの予防 4選
①規則正しい生活、バランスの取れた食事を心掛ける
不規則な生活はなるべく避けて、食事は1日3食をできる限り同じ時間にとるように心がけましょう。
②適度な運動を行う
一日中座りっぱなしだったり、同じ姿勢で仕事をしている人は、血液の循環やリンパの流れが滞りやすくなります。それが溜まるとむくみの原因になるため、適度な運動を行い、筋肉を活性化させるように心掛けましょう。
③飲酒を控える
アルコールは利尿作用があるため体内の水分量を低下させます。そのため体内では水分量のバランスを取るために周囲の水分を引き付け、それが皮膚の薄い部分にむくみを生じやすくします。
むくみやすい人は、過度の飲酒は控えるように心掛けましょう。
④塩分を控える
塩分を取り過ぎると体内のナトリウム濃度が高くなります。その濃度を下げて一定に保つために体内の組織や血管の外に水分を多くため込みます。体内に水分が増えることによりむくみが生じやすくなります。1日の塩分摂取量は男性が9.0g未満、女性が8.0g未満とされています。
むくみやすい人は過度な塩分摂取は控えるように心掛けましょう。
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