なぜ天気が悪いと頭痛が起きるのか?

健康のこと

梅雨の時期や天気が悪いと、頭痛がするという方は多くいらっしゃいます。
人によっては、天気が崩れる数日前から症状が出る方や、首肩凝り、吐き気を伴うことも。
どうして悪天候になると頭痛が起きやすくなるのでしょうか?
今回は、悪天候で頭痛が起きる原因と、予防法をご紹介していきます。

天気の変化でなぜ頭痛が起きるのか?

悪天候で頭痛が起きてしまうひとつの理由は、気圧の変動にあります。

気圧は天気の移り変わりとともに変動していますが、その変化を感じるセンサーが
耳の奥にあるうち耳と考えられています。

うち耳が気圧の変化を感じると、交感神経(身体を緊張させる神経)副交感神経(身体をリラックスさせる神経)からなる自律神経のバランスが乱れてしまいます。
交感神経が活発になりすぎると頭が痛くなりやすくなります。悪天候で頭痛が起きやすい方は、うち耳が敏感で気圧の変化を感じ取りやすい状態です。

特に低気圧が続く梅雨の時期や、夏から秋にかけての台風シーズンは気圧が変動しやすいため身体が受ける影響も大きいです。

予防法

悪天候による頭痛は、根本から治すことは難しいですが、不快な症状を出にくくすることはできます。

1.余分な水分をため込まない体づくり

汗をかける身体づくりは予防になります。
激しい運動ではなく、じわっと汗をかける軽い運動でOK。他にもストレッチや少し早めに歩くなど
溜めにくい状態にしておきましょう。

2.耳のマッサージ

耳のマッサージも効果的です。
両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだまま回したりしましょう。
さらに、手のひらで耳全体を覆い、円を描くようにゆっくりと回したりもしましょう。
耳や耳周りをほぐすことで血行がよくなり、内耳の状態の改善に効果があります。
マッサージは症状が出る前に行うほうが効果的です。予防にもつながるので、朝・昼・夜1回ずつ
まずは2週間から1ヶ月程度続けてみてください。

3.ドライヘッドスパ

頭皮には多くのツボがあり、ツボを刺激することで副交感神経を優位にすることができます。
また、頭皮全体、耳周りの筋肉の緊張をとることで血液の流れがよくなり、頭痛を緩和する効果が期待できます。

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