【jeebu認定セラピストが教える】美髪の秘訣 頭皮編
健やかな美髪を保つためには、ヘアケアはもちろん頭皮ケアをこまめに行うことが大切です。

単に見た目がきれいというだけでなく、健康的でツヤやハリがあり、まとまりのある髪を総合的に評価して「美髪」と呼びます。
美髪の主な特徴
- ツヤがある
光を反射するなめらかな表面で、髪に潤いがある証拠です。 - ハリ・コシがある
しっかりとした弾力のある髪は、元気な髪の印です。 - まとまりやすい
パサつかず、広がりにくく、扱いやすい髪。 - 枝毛や切れ毛が少ない
ダメージの少ない健康な状態。 - 頭皮環境が整っている
美髪は健康な頭皮から生まれます。フケやかゆみ、過剰な皮脂がないことが重要です。
頭皮は『土』、髪の毛は『植物』とよく例えられます。
しっかりと耕された土から元気な植物が育つように、土台である頭皮が健康でなければ髪は元気に成長できません。
髪の毛は「毛包(もうほう)」という皮膚の中の器官から生えてきます。その根本には「毛母細胞(もうぼさいぼう)」があり、ここが分裂して角化(かくか)することで髪の毛が伸びていきます。
毛髪の成長は
- 成長期(2〜6年)
毛母細胞が活発に分裂して髪が伸びる時期。健康な髪が育つ。 - 退行期(2〜3週間)
細胞分裂が止まり、髪の成長が止まる。 - 休止期(3〜4か月)
毛が抜け落ちる準備をし、やがて自然脱毛。
美髪のためには「この成長期がしっかりと保たれていること」が重要です。
頭皮の役割と健康状態
頭皮は髪の“土壌”です。良い髪を育てるためには、頭皮環境が整っていなければなりません。
頭皮の主な働き:
- 毛母細胞への栄養供給(血流を通じて)
- 皮脂膜での保湿とバリア機能(乾燥や紫外線から保護)
- 老廃物の排出(汗腺・皮脂腺)
美髪と頭皮環境の関係
頭皮の状態/髪の影響
乾燥している/ツヤがなくパサついた髪に
皮脂過多/毛穴が詰まり、細毛・抜け毛が増える
血流が悪い/毛母細胞に栄養が届かず、ハリコシが失われる
炎症・フケ/成長期が短くなり、髪が育ちにくくなる
このように頭皮環境で髪に様々な影響が出てくるので、日頃からのケアを頑張りましょう!
美髪をお手伝いするセルフヘッドスパ
①5本の指の腹を、耳周りを囲むようにあて、頭頂部にむかってゆっくり持ち上げる。
頭皮がしっかり動いてるのを確認しながら5回繰り返す。
②側頭部から後頭部に5回、頸部から頭頂部へ向かって5回、指をすべらせます。
筋肉のこわばりをほぐしていきます。
③小指が額の生え際にくるように構え、5本の指の腹で頭皮をグッとつかみ、円を描くように回しもみだしていきます。
爪で頭皮を傷つけないよう注意してください。
シャンプーをする際、マッサージを取り入れてあげると習慣にしやすいのでおすすめです。
お家でできる簡単セルフマッサージぜひ参考にしてみてください。
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